よくある質問

建築設計における設備設計の役割は?どんなことするの?

建物は、
「お客様からのご注文」→「設計事務所での計画・設計」→「建設会社の施工」→「完成」
という順序でつくられます。
この中の「設計事務所での計画・設計」では4部門の設計者(意匠設計、構造設計、機械設備設計、電気設備設計)が携わります。意匠設計は建物の外観、構造設計は骨格、機械設備設計と電気設備設計は内部の頭脳や心臓を設計します。設備設計は機械設備設計だけを指す「狭義の設備設計」と電設備気設計を含めた「広義の設備設計」の2つの言い方があります。
機械設備設計は建物の給排水・消火設備と空調(冷暖房・換気)設備を設計し、電気設備設計は電力・電灯、コンセント、電話、防災設備等を設計します。

設備設計の魅力ってどこ?

最近のビルはインテリジェント化などによって消費エネルギーが増大しています。これは、我々が直面している地球環境の観点から考えると、非常に由々しき問題です。そこで、建物の利便性は変えずに、消費エネルギーを抑えるような設備を企画、計画、設計するのが設備設計です。いかにハイクオリティな空間を、より地球にやさしく提供するかといった所でしょうか。もちろん、設備工事費のコストダウンを考慮に入れるのはいうまでもありません。
つまり、現在、設備設計に従事している技術者は、時代が望んでいることに対して直面し大活躍をしているのです。そんな業界って魅力的と思いませんか?

設備設計業界で女性は働いていける?敬遠されたりしません?

大丈夫!No Problem!
やる気のある女性なら、大歓迎。当社は、設備設計業界では女性採用の草分け的存在で、女性が活躍しています。女性のセンスを存分に活かして下さい。

他社とは異なる会社の特色は?

当社は設備設計だけでなく、調査・コンサルティング業務も行っており、非常に幅広い仕事を請け負っています。
特に、実測データに基づく提案が強みです。

資格に対する考え方は?

設備設計を行っていくうえで、各種資格は、車の運転免許のようなものです。責任ある仕事を提供するためにも、建築設備士や建築士等の資格を積極的に取得するように、報奨金制度を設けています。
資格は自分の技術をアップさせる一つの手段ですから、自己研鑚は大事ですね。

会社の雰囲気は?

仕事に関しては厳しいですが、一旦、仕事を離れると、年齢・性別を超えて、和気あいあい。みんなやさしい人達です。社内の雰囲気は明るく、人間関係で頭を悩ますことはありません。

貴社ではどのような建物用途の設備設計を行っていますか?

当社では、事務所、庁舎、店舗や集合住宅等の設備設計が中心です。かわったところでは、駅舎や変電所等の換気設備設計など幅広い設計を行っています。

貴社では調査・コンサルティングも請け負っていると聞きましたが、具体的にどのようなことをされるのですか?

当社ではこれまで、建物の省エネルギーを主体とした調査・検討やツール作成をお客様と共同で行ってきました。
具体的には、
・既設建物の省エネルギー診断、消費エネルギーの計測と解析
・既設建物の老朽化診断と改善提案
・最適エネルギーシステムの提案
・建築設備保全の中長期計画提案
などを行っております。

貴社の省エネルギー提案で特に留意されていることは?

これまでは、建物負荷低減、自然エネルギー利用、高効率なシステムの構築といったことに留意して、設備計画を行っています。また、当社では設計するだけではなく、設計したものをお客様が適切に、かつ継続して利用いただけるようサポートすることも重要な仕事だと考えています。
当社では、さまざまなツールを組み合わせて、設備システムのシミュレーション等を行い、より効果的な運転方法や適正な設備計画の検討を行っています。また、建物消費エネルギー実測や調査・検討で培ったノウハウを活かして、お客様に喜んでいただける提案を目指しています。