設備設計とは?
建築物が長期にわたって“健康”であり
続けるには、設備設計の役割が重要
建築物の設計は、大きく分類すると意匠設計・構造設計・設備設計の三つに分かれます。
「意匠設計」は、一般的にデザインと言われる分野にあたり、建物の外観・内部空間のデザインや間取りなど、建築物の形態に関わる部分を設計します。
人間に例えると、顔の形や背の高さなどにあたります。
「構造設計」は、地震等に対して建築物が壊れないように、柱や梁の太さ、鉄筋の本数、基礎の形式を決める設計で、人間で言うと身体全体を支える骨組みにあたります。
「設備設計」は、外観からは見えませんが、建物を利用する方々が快適な生活を送れるよう給排水・空調・電気設備等を設計します。
人間に例えると、心臓や胃、血管の配置から、脳や神経など身体の機能をつかさどる部分を決める役割を担っています。
年月を経て外見が変わっても、身体(建築物)が健康であり続けるために重要な役割を担っているのが設備設計です。
採用インタビュー
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- Q. 蒼設備設計はのような会社でしょうか?
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何事にも前向きに
私たち蒼設備設計の社風を一言で言うと“真面目” だと思います。
真面目と言っても、単に仕事をしっかりとこなすという事だけではなく、お客様のご要望すべてに前向きに、そして素直に取り組むということです。
その姿勢が継続的な取引につながっていると思います。
それらは強制している訳ではなく、職場全体がそのような雰囲気なので一人一人が自然とそうなっていくのだと思います。
加えて、全社員が本当に“いいヒト”ばかりで、人間関係で悩んでいる人がいないのは大きな特徴ですね。
何かに行き詰まった時は、回りの先輩や同僚が相談に乗ってくれる、そんなメンバーがそろっています。
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- Q. どんな人材を求めていますか?
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お客様のご要望に対応できる柔軟性
設備設計と言ってもお客様によってご要望は様々です。
当社の設備設計は単に図面作成のみではなく、企画構想から運用管理までワンストップで対応できるのが特長です。
その分お客様のご期待やご要望も多様で高くなってきます。「私の仕事は設計です。」と固定観念にとらわれるのではなく、
お客様が求めるものすべてに対し、柔軟に取り組むことができる方を期待しています。
また、私たちは「快適な環境と省エネ省資源、地球環境保持の両立」を使命としていますので、
設備設計のプロフェッショナルとして、社会に求められる仕事を進められることに、エンジニアとしての誇りを感じてほしいですね。
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- Q. 入社後の教育環境と社風について教えて下さい。
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現場にふれながら自分のスキルを向上できる環境
入社後は即実践、約2年間はOJT(On-the-Job Training)で実務の勉強です。
内容は、「この部屋のエネルギー量を計算してみて」といったものから、
小・中規模から大規模施設の設備設計の調査・計画から現場での設計監理まで、多岐にわたります。
社風は、一言で言えば「自由」、同僚や先輩の意見も聞きやすいですし、風通しのよい職場環境ですので、伸び伸びと仕事ができます。
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- Q. 業務の醍醐味はどのようなところですか?
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早い時期から責任ある仕事を任せられる
この業界では、若くして現場監理を任せられることもあります。
現場監理とは、施工現場において、設備設計側を代表して、オーナー、施工側責任者と協同して
設計と施工とのギャップをうめることが主たる業務なので、非常に重い責任があります。
時には失敗することもあると思います。そのようなときは、あまり落ち込まず、その経験を次に活かすことが大事です。
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- Q. 最後にコメントをお願いします。
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この業界は多種多様なお客様のご要望に対し、若い頃から色々な経験・チャレンジができる業界です。 お客様や環境に対して優しく、信頼されるような人が蒼設備設計の中から育ってくれると嬉しいですね。
メディアインタビュー
よくある質問
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- Q. 建築設計における設備設計の役割は?どんなことするの?
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建物は、
「お客様からのご注文」→「設計事務所での計画・設計」→「建設会社の施工」→「完成」
という順序でつくられます。
この中の「設計事務所での計画・設計」では4部門の設計者(意匠設計、構造設計、機械設備設計、電気設備設計)が携わります。
意匠設計は建物の外観、構造設計は骨格、機械設備設計と電気設備設計は内部の頭脳や心臓を設計します。
設備設計は機械設備設計だけを指す「狭義の設備設計」と電設備気設計を含めた「広義の設備設計」の2つの言い方があります。
機械設備設計は建物の給排水・消火設備と空調(冷暖房・換気)設備を設計し、
電気設備設計は電力・電灯、コンセント、電話、防災設備等を設計します。
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- Q. 設備設計の魅力ってどこ?
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最近のビルはインテリジェント化などによって消費エネルギーが増大しています。
これは、我々が直面している地球環境の観点から考えると、非常に由々しき問題です。
そこで、建物の利便性は変えずに、消費エネルギーを抑えるような設備を企画、計画、設計するのが設備設計です。
いかにハイクオリティな空間を、より地球にやさしく提供するかといった所でしょうか。
もちろん、設備工事費のコストダウンを考慮に入れるのはいうまでもありません。
つまり、現在、設備設計に従事している技術者は、時代が望んでいることに対して直面し大活躍をしているのです。
そんな業界って魅力的と思いませんか?
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- Q. 設備設計業界で女性は働いていける?敬遠されたりしません?
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大丈夫!No Problem!
やる気のある女性なら、大歓迎。当社は、設備設計業界では女性採用の草分け的存在で、女性が活躍しています。
女性のセンスを存分に活かして下さい。
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- Q. 他社とは異なる会社の特色は?
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当社は設備設計だけでなく、調査・コンサルティング業務も行っており、非常に幅広い仕事を請け負っています。
特に、実測データに基づく提案が強みです。
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- Q. 資格に対する考え方は?
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設備設計を行っていくうえで、各種資格は、車の運転免許のようなものです。
責任ある仕事を提供するためにも、建築設備士や建築士等の資格を積極的に取得するように、報奨金制度を設けています。
資格は自分の技術をアップさせる一つの手段ですから、自己研鑚は大事ですね。
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- Q. 会社の雰囲気は?
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仕事に関しては厳しいですが、一旦、仕事を離れると、年齢・性別を超えて、和気あいあい。
みんなやさしい人達です。社内の雰囲気は明るく、人間関係で頭を悩ますことはありません。
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- Q. 貴社ではどのような建物用途の設備設計を行っていますか?
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当社では、事務所、庁舎、病院、学校や集合住宅等の設備設計が中心です。
かわったところでは、駅舎や変電所等の換気設備設計など幅広い設計を行っています。
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- Q. 貴社では調査・コンサルティングも請け負っていると聞きましたが、具体的にどのようなことをされるのですか?
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当社ではこれまで、建物の省エネルギーを主体とした調査・検討やツール作成をお客様と共同で行ってきました。
具体的には、
・既設建物の省エネルギー診断、消費エネルギーの計測と解析
・既設建物の老朽化診断と改善提案
・最適エネルギーシステムの提案
・建築設備保全の中長期計画提案
などを行っております。
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- Q. 貴社の省エネルギー提案で特に留意されていることは?
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これまでは、建物負荷低減、自然エネルギー利用、高効率なシステムの構築といったことに留意して、設備計画を行っています。
また、当社では設計するだけではなく、設計したものをお客様が適切に、
かつ継続して利用いただけるようサポートすることも重要な仕事だと考えています。
当社では、さまざまなツールを組み合わせて、設備システムのシミュレーション等を行い、
より効果的な運転方法や適正な設備計画の検討を行っています。
また、建物消費エネルギー実測や調査・検討で培ったノウハウを活かして、お客様に喜んでいただける提案を目指しています。